手・指の怪我・障害

指の関節の痛み、腫れ、可動域制限が見られます。特に物をつかむ動作や指を曲げ伸ばしする際に痛みを感じます。

スポーツ活動中のボールの衝突や、指を捻る動作、転倒時に指を突くことなどで発生します。

急性期はRICE処置（安静、アイシング、圧迫、挙上）を行い、必要に応じてテーピング固定を実施します。症状の改善に応じて、関節可動域訓練や把持力トレーニングを段階的に行います。

指先の関節（第一関節）を自分で伸ばすことができなくなります。痛みは比較的軽度ですが、指先が垂れ下がった状態になります。

指先に強い衝撃が加わることで、指を伸ばす腱（伸筋腱）が断裂または付着部が剥がれることで発生します。特にボールが指先に当たった際によく起こります。

専用の装具やアルミ副子による固定を6-8週間程度継続します。腱が断裂している場合は、整形外科での手術が必要となることもあります。

親指の付け根が強く痛み、腫れます。親指を動かすことが難しくなり、物をつまんだり握ったりする動作ができなくなります。

転んで手をついたときや、強い打撲を受けたときなど、親指の付け根に強い衝撃が加わることで起こります。

病院で適切な診断と治療を受ける必要があります。骨折の状態に応じて、ギプスで固定したり、手術が必要になったりします。その後、徐々にリハビリを行って機能を回復させていきます。