太ももの怪我・障害

太ももの裏側に突然の痛みが走り、足を曲げ伸ばしする動作が困難になります。走る、歩く、階段を上り下りする際に痛みを感じます。

急な動き出しやスピードを上げた際など、太ももの裏側の筋肉（ハムストリングス）が急に強く伸ばされることで起こります。準備運動不足や疲労が蓄積している時に起こりやすいです。

初期は RICE処置（安静、アイシング、圧迫、挙上）が基本です。痛みが落ち着いてきたら、徐々にストレッチや筋力トレーニングを始めます。完治を急ぎすぎると再発の原因となるため、段階的な回復が大切です。

打撲した部分の痛みと腫れ、内出血（アザ）が見られます。太ももを触ると痛く、力を入れにくくなります。症状が強い場合は、歩行が困難になることもあります。

スポーツ中の接触プレーや転倒などで、直接太ももに強い衝撃を受けることで起こります。特に球技スポーツでよく見られます。

受傷直後はアイシングを行い、腫れを抑えます。その後、温めたり、徐々に動かしたりしていきます。内出血が大きい場合は、病院での診察が必要になることもあります。

太ももの前側に突然の痛みが起こり、足を上げる動作や膝を曲げる動作が困難になります。歩くときに痛みを感じ、階段の上り下りが特につらくなります。

キック動作やジャンプの着地など、太ももの前側の筋肉に急な負荷がかかった時に起こります。筋肉が疲労している状態や、十分なウォーミングアップをせずに運動を始めた時に起こりやすいです。

初期は安静とアイシングが基本です。痛みの程度に応じて病院を受診し、必要な場合はリハビリを行います。回復期には適切なストレッチと筋力トレーニングを行い、段階的に運動に復帰します。